LEE'S ブログ
根管治療に関する記事を中心に、専門的ながら大切なことを治療例をまじえて、一般の方にもわかりやすく解説しています。ありきたりな内容ではなく、欧米の論文を精読した内容をベースに信頼性のある有用な情報を発信するよう努めています。(*記事の元になっている引用文献を記載しています)疑問に思ったことは徹底的にリサーチします。学会参加報告記や、お知らせ、プライベートのくだらないお話もごくたまに、綴っております。
お知らせ
ブログ記事投稿を約2年ほどサボっておりましたが、イギリスKing’s College Londonの歯内療法科の三年間の修士課程も無事に終了しました。大学院在学中は日々の診療と勉強や課題、研究のためブログ記事を投稿するゆとりがありませんでした。また少しづつですが記事投稿を復活していきたいと思います。
前回に引き続き、学会の報告③をお届けします
学会最終日の土曜日、この日は朝8;30からDr. Riccuchiのレクチャーです。時差ぼけで起きれるか不安でしたが、このDr. Riccuchiのレクチャーははずせない!ということで頑張っておきて学会会場へ。
はじめて参加した4年前のAAEでDr. Riccuchiのレクチャーを聞き逃してから、今回がやっとのチャンスでした。絶対に聞き逃せません。
Dr. RiccuchiはEndodontist (歯内療法専門医)の中では本当に有名な先生です。組織切片で病態に関してゆるぎない、素晴らしい勉強になる論文をたくさん書いていらっしゃり、私たちPESCJのメンバーは本当に多くのことを学んでいます(特にコンセプトに関して)。… 続きを読む
皆様こんにちは。
前回に引き続き、シアトルで開催された米国歯内療法学会(AAE)についてブログ記事を書いていきます。
学会2日目の木曜日、この日も時差ぼけのせいで思っていた時間におきれませんでいた。夜も眠れず辛いです
今日はPenn大のレセプションパーティとその後のディナーパーティに招待されています。
毎年Dr.Kimが私たちPenn Endo Study Club in Japan のグループをご招待してくださいます。
午後はおめあてのレクチャーがあまりなかったため、また展示ブースをうろうろ。日本と価格比較してお得そうな器具をさらに購入して過ごしました。
レセプションパーティーも、ディナーパーティも今年で4回目の参加です。はじめての時はだいぶ緊張しましが、毎年参加してるのでだいぶ余裕があります。… 続きを読む
皆様こんにちは。
5月6日から~5月9日まで、シアトルで開催された米国歯内療法学会(AAE)にPennEndoStudyClubinJapan(PESCJ)の先生方と一緒に参加してきました。
毎年恒例の学会報告記を何回かにわけてお届けしたいと思います。
米国歯内療法学会(AAE)には今年で4回目の参加です。
5月5日の午前だけ診療をおこない、そのまま成田に向かいました。
Penn Endo Study Club in Japan の先生方で学会参加組の先生たちとも飛行機内でお会いしました。
西海岸は東海岸よりフライト時間が短いので楽です。
毎年渡米すると、1日目を頑張ればすぐに現地時間に適応できたのですが、今回の学会では時差ぼけが最後まで抜けず辛かったです。… 続きを読む
皆様こんにちは。根管治療と痛みについて3回目の記事をお届けします。
根管治療と痛みに関して、1回目の『治療前には痛みがなかったケース』2回目の『治療をしても痛みが改善しないケース』に続き、
本日は『根管治療が終了し、根の病気はなおっている、または根っこに異常がないのに痛い』
です。
『通院中の歯科医院で、根管治療を受けました。治療が終わってもずっと痛いままです。先生はレントゲンに影もないし問題はなさそう、原因がわからない、とおっしゃっています。根管治療専門医の治療をうければよくなるのでしょうか?』
2回目のテーマと同じ根管治療をしても痛みがおさまらない、ということなのですが、… 続きを読む