LEE'S ブログ
根管治療に関する記事を中心に、専門的ながら大切なことを治療例をまじえて、一般の方にもわかりやすく解説しています。ありきたりな内容ではなく、欧米の論文を精読した内容をベースに信頼性のある有用な情報を発信するよう努めています。(*記事の元になっている引用文献を記載しています)疑問に思ったことは徹底的にリサーチします。学会参加報告記や、お知らせ、プライベートのくだらないお話もごくたまに、綴っております。
お知らせ
LEE’S ブログ の進化型『LEE’S ACDEMY』4/3開講!!:新しい記事、これまでの記事の内容のアップデートバージョンはもちろんのこと、新しく楽しい試みをたくさん行う予定です。
李です。久しぶりのブログ更新です。
早くも梅雨いりしてしまいましたね。私は晴れが好きなので雨が続くと憂鬱です。
先程からお天気回復で、嬉しいです!
さて今日は妊婦さんと歯周病の関係についてです。
歯周病菌が妊娠•出産時にも悪影響
妊娠中は、つわりなどで歯磨きが難しくなりがちです。そのため歯肉の炎症が起こりやすく、歯肉炎や歯周病になりやすいのです。
さらに妊婦さんが歯周病になるとおなかの赤ちゃんが小さく産まれたり(低体重児)、早産のリスクが高まるということが知られています。
これは歯周病の炎症ででてくるプロスタグランジン(PGE2:子宮の収縮などにかかわる生理活性物質)等の物質が、胎盤に影響するためであると考えられているそうです。… 続きを読む
こんにちわ。李です。
リーズデンタルクリニックでは、虫歯、歯周病予防のためにデンタルフロスの使用を強くおすすめしていますが、
『デンタルフロス、昔は使っていたんだけど、すきっ歯になるって聞いたから今は使っていません』っておっしゃる方がたまにいらっしゃいます。
私は声を大にして言いたいです。デンタルフロスですきっ歯になることはありません!
歯と歯の間の汚れがとれて隙間を感じるようなら、それだけたっぷりと汚れがくっついていたということです。
むしろデンタルフロスを使わないで、歯と歯の間の汚れ、ばい菌を取らないことの方がよっぽど歯の健康にはマイナスです。
そんな汚れをずーっとほうっておいたら、と思うともっとぞっとしてしまいますよね。… 続きを読む
こんにちわ。李です。
雨が続いて、肌寒いですね。みなさま体調は大丈夫ですか?
明日はうってかわって暑くなるようですね。体調管理、気をつけましょう!
さて、以前にもフロスの重要性についてブログでお話しましたが(詳しくは2011/2/11のブログをご覧下さい)、第二弾としてデンタルフロスを使ったセルフチェックのポイントをお話ししようと思います。
デンタルフロスを通したときに
①銀歯などにひっかかってしまう、またはフロスがほつれる、けばだつ → 銀歯に段差がある可能性大です。虫歯になっている可能性もあります。
そのままだと、段差のところにプラーク(歯垢)が停滞しやすく細菌のすみかになってしまうのでよくないです!… 続きを読む
李です。連休は楽しく過ごされましたでしょうか?
私はゆっくり過ごすことができ、かなりリフレッシュいたしました。
たまには長期の連休が必要ですね!
さて、1ヶ月ほど前から原因不明の歯の痛みがあります。
奥歯の歯と歯の間にフロスを通したあとに、じんわりした痛みがしばらく続くのです。必ず同じ場所です。
考えられる限りのことは全て問題ありません。
インレーやクラウンは入っておらず天然歯です。
今まで痛くなったこともないし、出血やフロスのひっかかりもありません。
衛生士の後藤にみてもらっても、縁下歯石もついていない、レントゲンでチェックをしても虫歯もありません。
唯一考えられるのは噛む力や、寝ている時のくいしばりかな?とも思うのですが必ずナイトガードをつけて眠っています。なので今のところは原因不明の八方ふさがりです。… 続きを読む