LEE'S ブログ
根管治療に関する記事を中心に、専門的ながら大切なことを治療例をまじえて、一般の方にもわかりやすく解説しています。ありきたりな内容ではなく、欧米の論文を精読した内容をベースに信頼性のある有用な情報を発信するよう努めています。(*記事の元になっている引用文献を記載しています)疑問に思ったことは徹底的にリサーチします。学会参加報告記や、お知らせ、プライベートのくだらないお話もごくたまに、綴っております。
お知らせ
LEE’S ブログ の進化型『LEE’S ACDEMY』4/3開講!!:新しい記事、これまでの記事の内容のアップデートバージョンはもちろんのこと、新しく楽しい試みをたくさん行う予定です。
金銭的コストと時間的コスト/ビジネス発想源より
こんにちわ。李です。今日から急に寒くなりましたね。秋本番ですね
先週は台風もあり大変な1週間でしたが、連休はお天気がよかったですね。いかが過ごされましたでしょうか?
台風の日は早めに診療を終えたのですが、都心の交通機関があんなに早く機能しなくなるとはおもいませんでした考えが甘かったようです。
さて、今日はご紹介したい記事というか、メールマガジンがあります。
ビジネス発想源(筆者:弘中勝)というメールマガジンです。
当院の患者様でいらっしゃるT.H様(患者様の声でもコメントを頂いている、アジアを忙しく飛び回るビジネスマンでいらっしゃいます)から教えていただいたメールマガジンで、私も定期購読しています(購読は無料です)。
歯科医師のお仕事とは直接関係はありませんが、仕事に関する姿勢などはどんなお仕事でも共通していると思いますし、ちがった職業からの視点も垣間みることができます。
内容がとても良く、胸に響いたり、戒めになったり、勉強になったり、仕事をする上で気持ちが引き締まるというか、モチベーションがアップします
ストレートで、切り捨てるような言葉が厳しい時もあります。
でも私にはその方がインパクトがあり、すっと入ってきます。
今回ご紹介したい記事は、金銭的コストと時間的コストについて書かれたものです。
以下、ご興味ありましたら読んでみてください。
【第2499回】 先送りコスト
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例えば、数日後の出張先の宿泊ホテルを決める時に、
朝10時に7,000円のビジネスホテルを知っているけれど、
もっと安く済まそうと思って、朝11時までネットで探して、
なんとか6,000円のビジネスホテルを見つけたとしましょう。
「やった、1,000円も安いぞ!」と浮かれているのですが、
1,000円を値切るのに一時間を費やしたということは、
その人の一時間の価値は、1,000円程度なのです。
1,000円のお金を得るために、一時間もかけて、
さらにグレードの低いところを探し続けたのです。
その人の一時間の価値は、そんな程度です。
手元に残る金額だけを気にしている人は、
そんな意識がありません。
味のグレードがそれほど変わらない飲食店が2店舗あり、
片方の店舗は牛丼が400円でした。
もう一方のライバル店が、対抗して牛丼を300円にしました。
みんな、安い牛丼のほうに列を成していくので、
待ち時間30分の行列ができ、
自分も30分間並んで、ようやく食べることができた。
「やった、100円浮いたぞ!」と浮かれているのですが、
100円を浮かすために30分を費やしたということは、
その人の一時間の価値は、200円程度なのです。
「立ってるだけで、200円ももらえるバイトを見つけた!」
と言っているのとそんなに変わりません。
どうしても早めに読んで役立てたい、
と思う本の値段が2,000円だったとします。
本屋さんに行くと、確かに2,000円で売ってある。
でも、図書館に行ったら無料で借りられますから、
週末に図書館に行ってみると既に借りられていて、
返却されるまで待っていて、2週間目にようやく借りられた。
「やった、本代の1,000円が浮いたぞ!」と浮かれているのですが、
1,000円を浮かすために2週間を費やしたということは、
その人の一時間の価値は、約3円なのです。
1,000円の本をその場で買ったら、
1,000円は消えるけど、本の内容が即座に手に入ります。
1,000円の本を無料になるまで2週間待ったら、
内容は即座に手に入りませんが、1時間で3円トクします。
1時間に3円のトクをするために、
本の内容を得ることを先延ばしにしているのです。
「それでもいいんだよ。
こちとら、1ヶ月の小遣いが数千円なんだよ!」
と反論する方も結構いらっしゃいますが、
大した創造もない仕事をされているならそれでもいいのです。
しかし、ビジネスや価値を創造する立場の人間は、
いつまでもそんな意識では困ります。
「いつか無料になるだろう」
「時間をたっぷりかけたらそのうち値切れる」
と言って、機会を先送りにするようでは、
その先送りにした分の時間のコストを
ドブに捨てているようなものです。
微量の金銭的コストを得るために、
大量の時間的コストを投入しているのと同じなのです。
安いか、トクか、というのは、
決して値段や価格だけでは正しく測ることができません。
経営者やビジネスマンであれば、
そこに時間コストも存在していることを
強く意識しておかなければなりません。
今も、莫大な「先送りコスト」を支払い続けていませんか?
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