LEE'S ブログ

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根管治療に関する記事を中心に、専門的ながら大切なことを治療例をまじえて、一般の方にもわかりやすく解説しています。ありきたりな内容ではなく、欧米の論文を精読した内容をベースに信頼性のある有用な情報を発信するよう努めています。(*記事の元になっている引用文献を記載しています)疑問に思ったことは徹底的にリサーチします。学会参加報告記や、お知らせ、プライベートのくだらないお話もごくたまに、綴っております。

親知らず、抜く抜かないの判断は?

皆さまこんばんわ!今日は暖かくて気持ちがよかったですね。
毎日こんな気候だといいのに、と思ってしまいますが花粉症の方には辛い季節ですよね。
さて、毎日ブログのネタを考えています。
一般の方にとって身近なトピックはなんだろう?気になることってなんだろう? と考え始めると、だんだん深みにはまってしまいます。
私は歯科にどっぷりはまっていますのでついついマニアックになりがちです。患者さんの素朴な疑問、いつでもウェルカムなので、よかったらブログでも治療の時でも聞いてくださいね。

今日は誰もが経験はあるだろうと思われる親知らずについてです。
親知らずは痛くなければ抜かなくていいのかな?またはとっておいた方が後々いいのかな?と考えたことはありますか?
なるべくだったら痛いのはやだし、むやみに歯を失うのは嫌だから抜かない方がいいと、誰しも思うと思います。
担当の歯医者さんによって、言う事がちがったりして混乱したことはないでしょうか?抜いた方がいいと言われたり、とっておいた方がいいと言われたり、本当はどっちなのでしょう?

答えはケースバイケースですが、ほとんどは抜いた方が良い場合が大多数です。

<痛くなくても抜いた方が良い場合>
親知らずをとっておくことで、手前の歯に悪い影響を及ぼす場合です(ほとんどの親知らずはこのケースです)。
例えば、親知らずが変な向きに生えていたり中途半端に生えていたりしてうまく歯磨きができない場合です。
この場合は、ほとんどが虫歯になっていたり、プラーク(歯垢がべったりこびりついていて)歯肉が腫れたりしています。
清潔に保てないということは、親知らずが細菌の巣になっていまいますから、隣の歯が虫歯になってしまったり、歯周病をよびよせたりと悪い影響があります。とても不潔な状態なので口臭の原因にもなります。
この場合は虫歯の治療も綺麗にできません。
さらに下に噛み合う相手の歯がいない場合は歯として機能もしていないので、存在意義がないのです。
その親知らずがあることで、悪い影響しか無い場合は抜いた方が良いと判断しています。

****親知らずの虫歯について気をつけたいこと****
虫歯は小さいうちは痛くなりませんが、虫歯が大きくなると痛くなってきます。
特に大きい虫歯で、ぼっこりと穴があいてしまっているような場合は、抜く時に歯が割れてしまう可能性があり、歯が割れてしまうと抜歯の難易度があがってしまうので、患者さんも辛い思いをしていまうことがあります。なので、清潔に保つ事が難しいと判断された場合には、早めの抜歯をおすすめします。

<抜かずにとっておく場合>
上の理由と反対です。
きちんと清潔に保つことができて、隣の歯に悪い影響を及ぼしてないこと。
下に噛み合う相手がいて、ちゃんと機能していること。
それから、患者さんの歯に対する強い思いから抜かない事もあります(その場合は短い間隔で定期的なクリーニングが必須です)。
さらに、手前の歯がとても悪い状態で抜歯になってしまうかもしれないと診断された場合に、親知らずを手前の歯の位置にもってきて、機能させる場合(矯正や移植など)もあります。
下の親知らずでは完全に骨に埋まっている場合もお口の中からの感染は考えられないので(つまり無害なので)抜くことはありません。

お一人お一人のお口の状態は様々なので、本当にケースバイケースです。
親知らずを抜く時は、何故抜かないといけないのか?しっかり納得をされてから覚悟を決めて抜きましょう!
親知らずで悩んでいる方は、まずは担当の先生に相談してお話をじっくり聞いてくださいね。

それでは皆様、良い週末を!

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