根管治療に関する記事を中心に、専門的ながら大切なことを治療例をまじえて、一般の方にもわかりやすく解説しています。
ありきたりな内容ではなく、欧米の論文を精読した内容をベースに信頼性のある有用な情報を発信するよう努めています。疑問に思ったことは徹底的にリサーチします。学会参加報告記や、お知らせ、プライベートのくだらないお話もごくたまに、綴っております。

4/29(火)〜5/8(木)は休診となります

2014.04.28 | 未分類 |

お知らせです。

4/29(火)〜5/8(木)は休診となります。

毎年この時期は1年に1度のアメリカ歯内療法学会の最大の学会に参加しております。

患者様にはご迷惑おかけしますが、よろしくお願いいたします。

なお、休診中もメールでのご予約、お問い合わせはお受けしております。

では、皆様も良い連休をお過ごしくださいね

 

PENN ENDO STUDY CLUB IN JAPAN 認定医試験に合格しました!!

2012.10.01 | お知らせ, Penn Endo, 未分類 |

皆様こんにちは。
昨夜の台風は大丈夫でしたでしょうか?
10月に入ったのにこの暑さ信じられませんね

さて、先週末の9月29日の土曜日に、以前から所属している根管治療専門医のためのスタディークラブPenn Endo Study Club in Japan(ペンシルバニア大学歯内療法学科のコンセプトを日本で取り入れているのはここだけです)での、認定医試験に無事に合格することができました。
私はこの認定医試験のために7月中旬から準備をはじめていたのですが(ブログの更新ペースが落ちたのもこのためです)、認定医ともなると50分の学術的なトピックプレゼンテーションと、7症例の報告の両方をクリアできないと合格できない厳しい試験です。ですので、落ちる可能性も十分に大(現にまだ女性で認定医試験に合格した先生が一人もいませんでした)なので、落ちた場合は恥ずかしいのでこのブログでも内緒にしていたのです
今回、トピックプレゼンテーションは接着のお話を選びました。
接着は、前回、前々回のブログでもお話しました、根管充填後の歯にとって、細菌の新たな感染経路をシャットアウトしバリアとなる、コアやファイバーコアでおこなうとても重要な処置です。
接着の論文を読み込んだおかげで、わかっていたようで、まったくわかっていなかった奥深い接着のしくみ、またどんな接着剤がどういう治療に適しているか、歯根の象牙質と歯の頭の部分の象牙質の構造的な違い、接着の弱点などから歯根の接着に適したものなど、表面的な知識としてだけでなく、なぜそうなのか?という根本的なところから理解できるようになりました。
ひとつのプレゼンを作るためには、そのテーマに関する膨大な論文を読みますので発表が終わるたびに、そのテーマについて以前とは比べものにならないほどの、深い知識が身に付きます。認定医取得も嬉しいのですが、勉強をすることで得る知識は本当に宝物だと思います
大勢の前でしゃべるのはとても苦手なのですが、プレゼンを作る作業はある意味創作活動で、とても面白く良い作品ができると嬉しくなります。今回は産みの苦しみがあって大変でしたが、高評価を得ることができて嬉しかったです

今週末、このStudy Clubではじめての女性の認定医が2名誕生しました
詳しくはこちらをご覧ください。

http://pescj.org/member.html
今後もその名に恥じぬよう頑張っていこうと、気持ちも新たにモチベーションアップです

取り急ぎ、本日のブログは認定医試験の合格報告でした〜〜〜〜

愛犬家の方に知っていただきたいこと/ イギリスBBC制作『続・犬たちの悲鳴 告発から3年』

2012.08.31 | ペット, 未分類 |

こんにちは。李です。
8月最後の日になりましたね。
今月は更新がまめにできず反省です

それにしても暑くて暑くてどうしようもないです
昨日なんかは、ふらふらして気分が悪くなるほどでした。
皆様は大丈夫でしょうか?
秋の涼しさが待ち遠しいです。

さて、先週実家に帰った時に父から『BSでやってた犬の番組を録画してあるよ』といわれ早速見てみました。
その番組は
BS世界のドキュメンタリー シリーズ 動物と人間社会 「続・犬たちの悲鳴 告発から3年」
というタイトルでイギリスのBBCが制作した番組でした。

http://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2012041252SC000/index.html

とてもショッキングな内容でしたが、ぜひとも愛犬家の方には見ていただきたい内容です。
ブリーダーやドッグショーにまつわる業界内部の問題を告発しています。
愛犬家の国のイギリスですらこんな状態、規制のゆるい日本などはもっとひどい現状なのだと思います。
個人の利益ばかり追求し、犬やその犬を家族に迎えた人々のことなど考えていない、人間の身勝手さが嫌になります。
こういった問題がどんどん明らかになって、動物たちの利益を考える社会になるために多くのかたに知っていただきたいです。

お金を払わないと見れないようになっていますが、ぜひ見てみてください。

PENN ENDO GLOBAL SYMPOSIUM 行ってきます!!

2012.05.25 | Penn Endo, 未分類 |

こんにちわ。李です。

明日5/26(土曜日)は、以前ブログでご紹介しましたPENN ENDO GLOBAL SYMPOSIUMに参加するため
休診となります。

以前のブログはこちら
http://leesdentalclinic.blog55.fc2.com/blog-date-20120510.html

シンポジウムは明日、明後日とおこなっております。
最先端の専門知識を深める機会です

明日は朝から会場で受付のお手伝いをしています、このブログをご覧の歯科医の方で参加される方がいらっしゃいましたらお気軽にお声がけください

シンポジウムの様子はまたブログで紹介していきますね。
それでは行ってきます

歯の色が気になる ~歯の変色について~ PART1

2012.05.16 | 歯のまめ知識, 未分類 |

こんにちわ。李です。
気候が良くて気持ちよい今日この頃ですが、徐々に夏が近づいてきていますね。
暑すぎるのも辛いです

さて、ここのところ連続してPenn大での研修のお話やシンポジウムのお話が続きました。
今回は歯のお話に戻ろうと思います

リーズデンタルクリニックでは、根管治療をご希望される患者様が多いのですが、それ以外のお悩みでは、虫歯、歯周病、歯の形や色をキレイにしたい、歯の色が気になるので白くしたい、等のご希望の患者様もいらっしゃいます。

今回はこの『歯の色が気になる』というテーマについて、3回の連載でお話していこうと思います。

PART1は『歯の変色、歯の着色の種類、様々なパターン』
PART2は『歯の変色、着色の原因』
PART3は『歯の変色、着色それぞれの解決法、治療法』

という順序でお話させていただきますね。
それではさっそくパート1の『歯の変色、歯の着色の種類、様々なパターン』についてお話していきましょう。

『歯の色が気になる』といっても、その原因は様々です。
改善するためには、何が原因でそうなってしまっているのか?をつきとめないといけません。
原因によって、治療法も異なってきます。

『歯の色が気になる』とういうお悩みには、良くお話を聞いてみるといろいろなタイプがあります。

『歯の表面の着色』
『全体的な歯自体の変色』
『神経が死んでしまうことによる歯の変色(全部の歯ではなくて、その歯だけ)』
『歯ではなく、過去に治療した素材が劣化して変色』
『歯肉の変色』
『歯ぐきの部分が黒い』

などです。また、上記のパターンが組み合わせで起こっている場合は、

『過去に治療した素材が劣化した上にそこに着色もしている』
『虫歯ができていて、虫歯の色が透けていて黒く見える』
『過去に治療した素材が欠けてその中の部分が虫歯』

などがあります。
なので、お電話などの問い合わせで『歯の色が気になる』といわれても、その方のお悩みの原因が何に由来するものかは実際にお口の中を見せていただかないとわからない場合が多いのです
(もちろん、ご自身で状態を把握して理解していらっしゃる方も中にはおられます)

実際に患者様で初回のご予約の問い合わせの際に、『歯の色が気になるからホワイトニングがしたい』というご希望で来院され、お口の中を拝見すると気になっていらっしゃる変色とは着色のことで、必要な対策はホワイトニングでなくクリーニングだったというようなことや、ホワイトニングがご希望で来院されたのですが、実際は充填物の劣化による黄ばみだったなどということが何度かありました。

では早速それぞれの例を見てみましょう。
ご自分に当てはまる例はありますでしょうか?

①歯自体の全体的な変色/テトラサイクリン変色歯
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②歯の表面の着色/タバコのヤニ、コーヒー、紅茶、赤ワインなどのステインが歯の表面に沈着
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③過去の治療の素材(コンポジットレジン)の変色/歯の表面に全体的に詰めてあるものが変色してます)。
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以下は様々な原因の複合パターンなので、治療の難易度も高くなり治療回数、費用も高くなります

④歯自体の変色、過去の治療の素材の劣化、欠けによる変色、歯肉の変色がすべてそろった複合パターン
h-2.jpg

⑤歯根の変色、過去の治療の素材と天然歯との不調和、歯肉が黒いの複合パターン
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⑥歯自体の変色、サイドの充填材の劣化、変色、充填の内部の二次虫歯による変色

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⑦変色ではないですが、前歯セラミック部)が白すぎて周りの歯と調和していない。
の部分は歯頚部(歯の付け根)に充填したコンポジットレジンが、劣化、はがれかけて段差になりその部分に色素沈着、二次虫歯ができています。

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このパーターンはとても多いです。コンポジットレジンは研磨をしっかりじかんをかけてつるつるにしてあげないとすぐにこういう状態になってしまいます。つめでひっかいて段差を感じるようではよくないです。
マイクロスコープをのぞきながら研磨をしているとコンポジットレジンと歯の境界がわからないくらいまで奇麗に研磨出来ます

今回はリーズデンタルクリニックの患者様にご協力いただきいろいろなパターンを見ていきましたが、PART2では歯の変色の原因についてをもっと深く掘り下げていこうと思います

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