LEE'S ブログ

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根管治療に関する記事を中心に、専門的ながら大切なことを治療例をまじえて、一般の方にもわかりやすく解説しています。
ありきたりな内容ではなく、欧米の論文を精読した内容をベースに信頼性のある有用な情報を発信するよう努めています。疑問に思ったことは徹底的にリサーチします。学会参加報告記や、お知らせ、プライベートのくだらないお話もごくたまに、綴っております。

夜の歯磨きと朝の歯磨き、どっちが大切?

こんにちわ! 李です。
来週はもう3月なんですね。ついこの前まで1月だったのになんて早いんでしょう!

さて今日は大切な大切な歯のお手入れ、歯磨きについてです。
夜と朝の歯磨き、どちらか省くとしたらどっちでしょう?
答は朝です!

なぜかというと、これは唾液と深~い関係があります。
夜、寝ている間は日中に比べて唾液の分泌量が極端に減るのです。
そのため、唾液の自浄作用(唾液で歯の表面の汚れを洗い流すイメージ)がなくなっていまうのす。
夜寝ている間の方が、虫歯菌や歯周病菌がモリモリと繁殖しやすいのです。

夜の歯磨きが一番重要だということがお分かりいただけましたか?
だからといって、私はいつも朝昼の歯磨きをしていないわけではありません。
さっぱりしたいので、朝も昼も必ず歯磨きします。
でも腰を据えて徹底的にお手入れするのは夜だけです。

唾液って、とても重要な存在です。
加齢や病気で唾液の分泌量が減ってくるといろんな問題が起きやすいのです。
先程の自浄作用も大切ですが、唾液自体にも歯をつよくする再石灰化効果もあるんです。
殺菌や抗菌作用もあります。
唾液が少ないと、虫歯になりやすくなり、歯周病にもかかりやすくなります。
口の中が乾き気味になり、ヒリヒリします。
ヒリヒリするから、さらに歯磨きがやりづらくなり、虫歯、歯周病菌を増やしやすくする、と悪循環です。

『ちょっと口の中が乾き気味かもしれない。。。』と思われる方がいらっしゃいましたら
なるべく良く噛んでみてくださいね。
ポスカムやキシリトールガムなんかを噛むのも良いと思います。
噛むことで唾液も出やすいし、歯への再石灰化効果もあるので一石二鳥ですね。

でも、どんなにガムを噛んで唾液をだしても、夜のフロスは絶対にやらないとダメですよ!(→前回のFloss or Die!に戻る)

親知らず、抜く抜かないの判断は?

皆さまこんばんわ!今日は暖かくて気持ちがよかったですね。
毎日こんな気候だといいのに、と思ってしまいますが花粉症の方には辛い季節ですよね。
さて、毎日ブログのネタを考えています。
一般の方にとって身近なトピックはなんだろう?気になることってなんだろう? と考え始めると、だんだん深みにはまってしまいます。
私は歯科にどっぷりはまっていますのでついついマニアックになりがちです。患者さんの素朴な疑問、いつでもウェルカムなので、よかったらブログでも治療の時でも聞いてくださいね。

今日は誰もが経験はあるだろうと思われる親知らずについてです。
親知らずは痛くなければ抜かなくていいのかな?またはとっておいた方が後々いいのかな?と考えたことはありますか?
なるべくだったら痛いのはやだし、むやみに歯を失うのは嫌だから抜かない方がいいと、誰しも思うと思います。
担当の歯医者さんによって、言う事がちがったりして混乱したことはないでしょうか?抜いた方がいいと言われたり、とっておいた方がいいと言われたり、本当はどっちなのでしょう?

答えはケースバイケースですが、ほとんどは抜いた方が良い場合が大多数です。

<痛くなくても抜いた方が良い場合>
親知らずをとっておくことで、手前の歯に悪い影響を及ぼす場合です(ほとんどの親知らずはこのケースです)。
例えば、親知らずが変な向きに生えていたり中途半端に生えていたりしてうまく歯磨きができない場合です。
この場合は、ほとんどが虫歯になっていたり、プラーク(歯垢がべったりこびりついていて)歯肉が腫れたりしています。
清潔に保てないということは、親知らずが細菌の巣になっていまいますから、隣の歯が虫歯になってしまったり、歯周病をよびよせたりと悪い影響があります。とても不潔な状態なので口臭の原因にもなります。
この場合は虫歯の治療も綺麗にできません。
さらに下に噛み合う相手の歯がいない場合は歯として機能もしていないので、存在意義がないのです。
その親知らずがあることで、悪い影響しか無い場合は抜いた方が良いと判断しています。

****親知らずの虫歯について気をつけたいこと****
虫歯は小さいうちは痛くなりませんが、虫歯が大きくなると痛くなってきます。
特に大きい虫歯で、ぼっこりと穴があいてしまっているような場合は、抜く時に歯が割れてしまう可能性があり、歯が割れてしまうと抜歯の難易度があがってしまうので、患者さんも辛い思いをしていまうことがあります。なので、清潔に保つ事が難しいと判断された場合には、早めの抜歯をおすすめします。

<抜かずにとっておく場合>
上の理由と反対です。
きちんと清潔に保つことができて、隣の歯に悪い影響を及ぼしてないこと。
下に噛み合う相手がいて、ちゃんと機能していること。
それから、患者さんの歯に対する強い思いから抜かない事もあります(その場合は短い間隔で定期的なクリーニングが必須です)。
さらに、手前の歯がとても悪い状態で抜歯になってしまうかもしれないと診断された場合に、親知らずを手前の歯の位置にもってきて、機能させる場合(矯正や移植など)もあります。
下の親知らずでは完全に骨に埋まっている場合もお口の中からの感染は考えられないので(つまり無害なので)抜くことはありません。

お一人お一人のお口の状態は様々なので、本当にケースバイケースです。
親知らずを抜く時は、何故抜かないといけないのか?しっかり納得をされてから覚悟を決めて抜きましょう!
親知らずで悩んでいる方は、まずは担当の先生に相談してお話をじっくり聞いてくださいね。

それでは皆様、良い週末を!

Floss or Die!(デンタルフロスをするか、死か!)

こんばんわ!
皆さんデンタルフロスを日常的に使っていらっしゃいますか?
私は歯学部の5年生くらいのときから(ちょうど歯周科の実習が始まったくらい)毎晩必ず(よほど酔ってる時は別として)行なっています。あとシステマという歯科医院で販売している歯ブラシを使ったバス法(リーズデンタルクリニックでお教えしている歯磨き法です!)という歯磨き法もその頃から欠かさずやっています(それまでは歯ブラシは見かけで選んでました。可愛い輸入ものとかです。今思うと本当に磨きづらいものを使っていたなと思います)。

さて、今日はデンタルフロスのお話です。

Floss or Die!(デンタルフロスをするか、死か!)
この衝撃的なスローガンは、アメリカでの歯周病予防キャンペーンのスローガンです。
米国歯周病学会が『歯周病が心臓病、呼吸器疾患、糖尿病および低体重児出産の大きな危険因子になっている』という論文を発表し、マスコミがこのセンセーショナルなスローガンを打ち立てたそうです。

デンタルフロスの効果にびっくりします。
歯と歯の間のプラーク(歯垢)ってデンタルフロスを通さないと、ほぼとれないんです!
ためしに、念入りに磨いた後にデンタルフロスを通してみてください。特に上下の奥歯からはフロスに白いむにゅっとしたプラーク(歯垢)がからみついてきますから!
<おそらく、歯の表面の部分は唾液にさらされているために、ある程度の自浄作用(唾液が汚れを洗い流してくれるようなイメージです)があるのと、歯ブラシの毛先も届きやすいです。
でも、歯と歯の間って歯同士がくっついているので、汚れは勝手に洗い流されないし、歯ブラシの毛先も100%届かない。。。となると、汚れがたっぷりこもってしまい、虫歯菌や歯周病菌が住処をつくりやすい環境になっているんだと思います>

毎日治療を行なっていて、
治療で一番多いのは歯と歯の間の虫歯と銀歯の下の二次虫歯です。
両方とも、フロスを習慣化していればほぼ100%予防できるものです。
歯周病も歯と歯の間から進行していくことが多いので、フロスを日常的に使うメリットってかなり大きいのです。
日本ではフロスがあまり浸透していないのが残念でなりません。。。

そんなわけでリーズデンタルクリニックでは、『フロス、フロス』とうるさく言っております。
『フロスをすると銀歯がはずれそうだから。。』というお話もよく聞きますが、そもそもフロスですぐはずれるような銀歯は、銀歯と歯の間に段差があったり、うまくくっついていなかったり、中に虫歯が残っていたりと、良くない事の方が多いので、治療をしなおした方が良いです。

フロスがひっかかったり、けばだったりするところや血がでるところはは要注意です!
毎日フロスをやるようになると、調子の悪いところが早く気づけるというメリットもあります。

メリットづくしのデンタルフロスなので、毎晩のお手入れに是非加えてあげてくださいね!

歯のクリーニング と 歯石を取る って何が違うのでしょうか?

皆さんこんばんわ!
昼は晴れても、夜はすごく寒くなってきますね。
今日のテーマは『歯のクリーニング』と『歯石除去』です。
さて、何が違うのでしょうか?
リーズデンタルクリニックにいらっしゃる患者さんの中にも何がちがうのか、混乱していらっしゃる方が多いテーマです。

基本的には
『歯のクリーニング』→予防のためにおこなうもの →自由診療(保険がきかない)
『歯石除去』→病気の治療(歯周病の治療)としておこなうもの →保険治療

という感じです。

日本の保険制度は病気に対しては保険がききますが、予防や検診には実は保険がきかないことがほとんどです。
人間ドッグや健康診断も保険がきかないのはそのためです。
病名、病気の疑いという診断のもと、はじめて保険が適応されます。

歯石は歯周病の大きな原因です。歯石(ほとんどが細菌です)がついてることによって歯茎が腫れたり、歯周病が進行します。
なので、基本的には歯石除去は歯周病の診断のもと(検査をして歯周病と診断されたら)、病気の治療として保険適応で治療が可能になるという解釈なのです。
ちょっとややこしく、わかりにくいですよね?

ではクリーニングはどうでしょう?
クリーニングで奇麗にするものは歯の汚れ(コーヒー、お茶、ワインなど色素やタバコのヤニなど)やバイオフィルムというお口の中の細菌が膜をはったように層になったもの(お風呂の水垢やぬめり、掃除をしてない水槽のぬめりをイメージしてください)です。
毎日の歯磨きやデンタルフロスで徹底的にきれいにできれば良いのでしょうが、なかなか完璧にはいきません。
定期的にクリーニングをすることで、お口の中を健康的で奇麗な状態に保ち、細菌をおびきよせにくくするのが目的です。

つまり、クリーニングは歯の治療が全て終わり、健康な状態をキープする、より良い状態に維持するための予防的な位置づけです。
皆さん違いはおわかりになりましたでしょうか?
クリーニングは歯科医院それぞれで、内容に工夫を凝らしていると思いますのでいろんなところで受けてみるのも面白いかもしれませんね。
ちなみにリーズデンタルクリニックではクリーニングは人気メニューです。特に歯茎のマッサージが気持ちよいとご好評いただいております。
下記↓ホームページの『予防、クリーニング』のところの<PMTC>に詳しくのっていますので、ご興味のある方はどうぞご覧になってくださいね。
http://www.leesdentalclinic.com/#7

歯のくいしばり、歯ぎしりしていませんか?

歯ぎしりしているかどうか、くいしばっているかどうか、ご自分で自覚はありますか?
寝ている時のことなので、歯ぎしりはパートナーや家族に指摘されないとわからないでしょう。
歯科医師は歯の状態を見ると、歯ぎしりか、くいしばりか、大体わかります。
自分では気にした事なかったのに、歯医者に行ったら指摘された、なんてことがありませんか?
歯ぎしりはそのまま放っておくと、歯同士がこすれるのでどんどん削れてしまい、噛み合せのバランスが変わってきてしまいます。
くいしばりは、朝起きた時にほっぺたや、口の周りの筋肉が緊張していたり、疲れた感じがします。噛み合せが悪い歯があると、その歯に過大な負荷がかかって歯が凍みたり痛くなるんです。虫歯でもなく、噛み合せの過度な力でそんな症状がでたりするんです!
くいしばりで歯周病の歯がさらに悪化したりもします!

毎晩くいしばっていなくても、ストレスがかかっているときや心配事があるときなどに起こったりもします。
寝ている時の事なので、食いしばるのをやめる事はできませんが、力を緩和するためにナイトガード(マウスピースのようなもの)を入れて歯にかかる負担を減らす事ができます。
私もかなり食いしばっているので、毎晩かかさずナイトガードをはめて寝ています。
思い当たることがある方は歯科医院でナイトガードを作ってもらいましょう!

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診療時間: 10:00~13:00 / 14:30~18:00
9:00~15:00(水曜日)

※時間外診療ご希望の場合料金別途にて承っております。
※休診日はカレンダーをご確認ください。

根管治療、自由診療専門歯科医院
リーズデンタルクリニック

東京都中央区日本橋3-8-10 島崎ビル2階
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