米国歯内療法学会2015 シアトル学会報告②学会内容編

2015.05.14 | 根管治療, Penn Endo, 学会報告 |

皆様こんにちは。

前回に引き続き、シアトルで開催された米国歯内療法学会(AAE)についてブログ記事を書いていきます。

学会2日目の木曜日、この日も時差ぼけのせいで思っていた時間におきれませんでいた。夜も眠れず辛いです

今日はPenn大のレセプションパーティとその後のディナーパーティに招待されています。

毎年Dr.Kimが私たちPenn Endo Study Club in Japan のグループをご招待してくださいます。

午後はおめあてのレクチャーがあまりなかったため、また展示ブースをうろうろ。日本と価格比較してお得そうな器具をさらに購入して過ごしました。

 

レセプションパーティーも、ディナーパーティも今年で4回目の参加です。はじめての時はだいぶ緊張しましが、毎年参加してるのでだいぶ余裕があります。

今回は私たち3期生がペン大で研修をした時にレジデントだった二人の女性endodontistと同じテーブルになり、日米の歯科の違いや仕事のお話などをしました。

 

さて、そろそろ学会の内容のお話になります。

三日目からは聞きたいレクチャーがちらほらと出てきます。三日目のレクチャーの目玉はDr. Marga ReeのBioceramic materialのレクチャーです。

Dr. Marga Reeはオランダの女性の開業医のEndodontistです。20年ほど一般歯科医をやられた後にenododontistの道に進まれたという経歴をお話されていました。

私はPESCJの3期を受講中に自分に与えられたテーマが根管治療歯の歯冠修復でした。Dr. Marga Reeのことはその当時に根管治療後の歯冠修復の論文ではじめて知りましたが、読みやすく整理された論文で記憶に残っていたのです。

私は根管治療専門として開業をしていますが、歯冠修復(かぶせものの)治療も行っています。女性歯科医で開業医であること、そして歯冠修復つながりでとても親近感を(勝手に)覚えていました。今回はじめてDr. Marga Reeのレクチャーを受講しましたが、とても素晴らしいレクチャーで久々に興奮したというか、テンションがあがりものすごく刺激をいただきました。Dr.Marga Reeのようになりたい、と思いました。

自分の医院のコンセプトのひとつである、ひとつひとつの治療ステップを正確に丁寧に、そしてこれは、PESCJに入ってから学んだことですが、科学的根拠にうらづけられた材料選択、治療、こういったことを全てしっかりとやられているんだなあということをレクチャーから感じました。

Bioceramic materialは今学会でも話題で新しくhotなトピックといえます。Dr. Marga Reeは新しい材料も積極的に取り入れていらっしゃいますが、とびついてなんでも使うのではなく、文献をしっかりレビューし、本当に信頼のおけるもののみを選択して使用してるのだと感じました。

新しい材料やコンセプトって、皆飛びつきやすいのですが古くから使われている古典的なものと比べてデータが乏しいです。

新しい材料を使い新しいコンセプトで治療をおこなうことは、なんだかすごく良いことのように聞こえますがそうではないのです。

開発したメーカーや考案者はもちろん良いこばかりいいます。それは売り上げやお金にかかわることですからね。

古典的なものの方が治療結果のデータも多く、より安定して優れている場合は古典的なものを使用し、新しい材料が良い場合は、それはそれで使いわける。こういう使いわけをできるようになるには、やはりつねに文献レビューです。

根管治療後の歯冠修復に関しても今まで考えていなかった新しいアイデアがあり、帰国後早速日々の治療ステップに組み込みました。

今回はDr.Marga Ree先生のBioceramic materialのレクチャーと根管治療歯の歯冠修復、二つのレクチャーが聞けて大満足でした

 

 

さて、レクチャーの合間には会場から徒歩5分くらいのところにあったシアトルもうひとつのお目当てstarbucks reserve roastery & tasting roomへ、

ここは本当によかったです。1号店より行く価値あり!

ここでしか買えないオリジナルグッズもたくさんありました

 外観は普通のスタバと全く違います。

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天井が高くおしゃれな店内。ワインバーのコーナーもありました

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 コーヒーもいろんな種類があり、ベーグルも美味しかったです!